化学実験レポートの書き方

化学の実験レポートを書く際の注意点について書きます。

化学実験レポートの構成


レポートのタイトル(1行)

実験目的(1〜3行)

(実験原理)

実験方法

実験結果

考察

(結論)

方法と結果、または結果と考察をまとめて書いてもよい。
ただし、方法と結果と考察をすべてまとめて書くのはNG。

実験原理と結論は書かなくてもよいケースもあるが、基本的には書いておいた方が無難。

化学実験レポートの注意点

実験方法は「専門家が再現できる程度の詳しさ」で十分

教科書を丸写しする必要はまったくない。
「専門家が」再現できれば十分なので、簡素すぎるくらいで問題ない。

表には題をつける

表には、表番号と表題を必ずつける。
例:表1.アセトアニリドの生成における量的関係について

誤字、脱字のないようにする

「官能基(×器)」「可溶(×加)」などは間違えやすい。

教科書に書かれている課題は必ずやること。

「〜について考察せよ」と書かれているものは必ずやること。

実験に失敗した際は失敗の原因と改善法を考察に書く。

改善法が思いつかないor明らかな場合には書かなくてもよい。

有効数字をきちんと考えて計算する

詳しすぎてもダメだし、大雑把すぎてもダメ。
有効数字のページを参照。

実験の妥当性を考える(滴定実験など)

実測値と理論値との間の誤差は、どの程度まで許されるのかを計算し、今回の実験が「妥当」であるかどうかを示す。
実験系に進むのであれば必須のスキルだが、1,2年の間であれば標準偏差を計算して書いておくだけで十分のようだ。

実験事実は断定的に書く。

たとえば「〜となったので反応は終了したとする」ではなく「〜終了した」でよい。
ただし、自分の考えや予想を断定的に書くのはよろしくない。

試薬は実際に使った量をグラム(とモル)で書く。

量的関係が重要な実験においては、モルも書いておくと良い。
例:ここで、アニリン(0.093g, 0.010mol)を試験管にいれ・・・

考察に書くべきこと

化合物の構造と反応式、および電子状態の変化はきちんと考察すること。
また観察された現象を化学の言葉で書き直しておく。
ほかにも実験によっては、モル数や収率、反応メカニズムなども書く。



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